2026/05/05

いまどき宗教音楽

「わたくし的ゴスペルソング」のプレイリストを作っていて見つけた、ちょっと気になるいまどき宗教音楽をご紹介。

〇Annett Louisan(アネット・ルイザン)「Hallo Julia」「OMG!」

ドイツ語勉強のために聴くようになった彼女の歌、好きな曲はたくさんあるけど、プレイリストにも入れたのがこの「Hallo Julia」。
ドイツ語が分からなくても、「Hallo Julia(ハロー、ユリア)」が、しだいに「ハレルヤ」と聞こえてくるのは分かるはず。


歌詞を私訳して、ChatGPT添削&推敲してみた。
"Hallo Julia"   Annett Louisan
「ハロー、ユリア」 アネット・ルイザン

So viel hab' ich schon durchgemacht
いろいろ経験してきたわ

Doch noch nie war ich religiös
でも宗教的だったことは一度もなかった

Heut' fang' ich mit Katholisch an
今日から私はカトリックになる

Denn die sind so schön pompös
あの人たちってステキに豪華で

Dann trink' ich gratis roten Wein
それに赤ワインもタダで飲めるでしょ

Zur Not gibt es immer Brot
困ればいつでもパンがあるし

Könnte über Wasser gehen
ひょっとして水の上も歩けるかも

Es gäb ein Leben nach dem Tod
死後の命だってあるかもしれない

 

Endlich kann ich glauben
やっと信じることができるの

Was war, kommt auf den Schrott
いままでのことはゴミ箱行きよ

Ich glaub' nicht mehr an mich
もう自分のことは信じない

Ich glaub' nur noch an Gott
私が信じるのは神さまだけ

Und ich, ich wär' erleuchtet
そして、私も悟ったりするのかも

Von dieser Welt entrückt
この世からは退いて

Ich sing' nur noch im Kirchenchor und hör' die Stimmen des Glücks
歌うのはもう聖歌隊でだけ、そして幸せの声を聴くのよ

Hallo Julia
ハロー、ユリア

 

Ich bräuchte keine Drogen mehr
もうドラッグはいらないわね

Jesus gibt mir Kraft
イエスさまが私に力をくれるわ

Ich schlöss' dich in mein Nachtgebet
夜の祈りにはあなたのことも入れて

Und hoff', dass du's auch schaffst
そして願うの、あなたもできるようにと

Statt Rave, fahr' ich zum Kirchentag
レイヴの代わりに教会大会に行くわ

Und bete mich in Trance
そしてトランスしながら祈るの

Meine Knie sind auch schon wund
膝も傷だらけにして

Ich sing' christliche Chansons
クリスチャン・シャンソンを歌うわ

(※くり返し)

 

ChatGPTの添削はこちら:

この歌に関するコメントも出てくるインタビュー記事も興味深い。

ちなみに彼女には「OMG!」という曲もあって、こちらはMVも宗教的。



〇The南無ズ「てら・テラ・寺」「南無ずっきゅん♡」

かなり好き。
でも非常勤の授業で紹介するかどうかは、仏教徒になっちゃう人が増えそうだから考え中。
自分の「わたくし的ゴスペルソング」に入れるかどうかも、いちおうクリスチャンの身としては、明らかに異教の音楽をいれてもいいものか、迷っている。

いまのところ、私のベストワンは「てら・テラ・寺」。
もう歌って踊れちゃうかも。


「南無ずっきゅん♡」もいい。



〇Padre Guilherme(パドレ・ギリェルメ)

教会の受付仕事ではよくBGMを流していて、誰にも何も言われないのだけれど、自分ルールとしてキリスト教音楽縛りにしている。
こちらはポルトガルのDJ神父、ライブ映像もなんだかすごくありがたくて、実は、仕事中に一番聴いているのが彼のYoutubeかも。


・・・ハッ、連休真っただ中なのに、つい仕事のことを考えてしまった。
いかんいかん。
やっぱり「てら・テラ・寺」のMVを観ることにしよう・・・


職場の鍵、左のロザリオ入れに入れていたのを、
上司&夫に「ちょっと引くわー」と言われた(笑)のと、
鍵を落としそうなのとで、右の鳥に収納してみた。
可愛いのだけど、大きさと重みと感触が、妙にリアル。
ちなみに通勤リュックにつける予定です。わくわく




項垂れて歩む道にはうぬうぬと生まれむみどり歌はまほしや



2026/04/06

お別れプレイリスト

先輩の「希望の歌」リストに触発されて、自分でも「わたくし的ゴスペルソング」のプレイリストを作ってみた。
作り始めたら、あれもこれもとあっという間に増えていって、合計40曲、私的には超圧巻のプレイリストが1時間足らずで出来あがった。

さっそくお皿洗いをしながら聴いてみる。
これは、ヤバい。
私の琴線に触れまくり(いや当然か)、たちまち涙があふれる。

思い出すのは、20年前。
友人のお通夜の会場に流れていた音楽と、エスプレッソの薫り。

あれ以来、私は折に触れて、自分のお葬式の時にどんな音楽を流そうかな、と考えてきた。
そのひな形が、できたてホヤホヤの「わたくし的ゴスペルソング」プレイリストなのだと気がついた。


新しい職場と樹齢170年超のケヤキ



転勤の挨拶メールに返信し嵐の後に踏み出せば春


2026/04/02

新しい希望の歌

ああ、これは言葉の本当の意味でのゴスペルなのだ、と思った。

私はふだん、音楽に対してすごく保守的で、新しい歌手やバンドを好きになることはめったにない。
しかも、好きになるとその歌手やバンドの音楽ばかりを集中して聴く時期が続く。
ごく狭くまあまあ深く、というのが、私の音楽との関わり方なのだ。

そんな私が最近好きになったのは、TOMOOさん。
ドラマの主題歌になっていて、これがまあ絶妙のタイミングで絶妙な歌詞とともに流れるものだから、ドラマを観終わったらすっかり好きになっていた。
TOMOOという名前がはからずも私の名前と重なり、しかも私の最初の上司の名前と同じ(!)という偶然もあり、でも、なによりも、彼女の歌と歌詞がすばらしい。

そうして少しずつ、彼女の歌を聴き始めた矢先に出会ったのが、新曲『ソナーレ』だ。
キラキラがあふれる旋律、余韻が響きあうように耳に残る。
YouTubeで生成される「ミックスリスト」に入っていて、この歌は最初から、わあ、すごくいいな、と思った。
何度かめで聴いた時に、あらためて歌詞を見ながら口ずさんでみたら、涙がこぼれた(ま、右目からだけですが)。

すぐれた歌詞は、聴く人それぞれに解釈が委ねられているものだと思う。
私にとって『ソナーレ』は、まっすぐなキリスト教信仰の歌だ。
眠りから目覚めたら
ひらかれたページの上にひとり
見回せど見えない
あても 出口も

そして聞こえたのは
名前を呼んでるあなたの声
手探りの言葉と歩き出した

存命の最もすぐれた宗教学者であり最高の教育者でもある先輩(サックス奏者)が「授業を担当した複数大学にて、学生の皆さんに選んでもらった「生きる希望を支える歌」のリスト」を公開していて、この内容がすごくおもしろい。


わたしもimaseくんの『ユートピア』でリストにエントリーしたのだけれど、そこにTOMOOさんの『ソナーレ』を新たに加えたい。
こんなふうに「わたくし的ゴスペル」のプレイリストには、きっと私が生きているかぎり、新しい「希望の歌」が加わり続けるのだろう。

※私がつくった「希望の巡礼者」各国語バージョンのプレイリストも公開中





巡礼のアヴェマリアただひたすらな朝の地下道歩き続ける




2026/03/30

10周年

 我らが体育さん、なんと今年はメジャーデビュー10周年とのこと。


そして、岡崎体育 10th Anniversary Tour"Zepp10連単総流し"の開催決定!という嬉しいニュース。
もちろん札幌もちゃんとツアーに組み込まれている。

いやー、どうしよう、ひとりでも行っちゃおうかしらん?と思ってサイトを見てみると、座席は「1F スタンディング」と「2F 指定席」の2種類がある。

2022年春に姪っ子と行ったZepp札幌のライブでは、1階だったけどちゃんと椅子があった、はず。
2024年12月に別の姪っ子と行ったライブは、会場がコンサートホールで、ふかふかの椅子に座れた。

Zepp札幌でスタンディングのライブと言えば、院生の頃、Coccoの大ファンの友人と一緒に観に行ったのが、たぶん最初で最後だった。
あの時はたしかCocco初の札幌ライブで、お客さんがノれずに、バンドマンがイライラしているのがありありと分かるという、稀有なライブ体験だった。
夏だったので、会場は冷房がガンガンに入っており、しかしそれに対して客席は冷え切っていて、ライブの後、私はめずらしく大風邪をひいたのだった。

というわけで体育さんのライブ、1階スタンディングか、はたまた2階席か、考えてみた。

Zeppのスタンディングなら、きっとびっくりするほど体育さんが間近で、そりゃあもう最高に楽しいに違いない。
でも、そんなところに一人で行って、はたして「私は」楽しめるのだろうか?
2階の指定席なら、疲れても座ればいいし、パーソナルスペースも守られるから、安心して楽しめそう。
でもでも、2階から1階の大盛り上がりを眺めるだけ、というのも、なんだかずいぶん寂しげだし、2階で座って観るくらいなら、家でプロジェクター&大音量で踊りながら観たほうが、心おきなく満喫できそう。

となると、チケットをとるならやっぱり1階スタンディング一択なんだけど、うーん、勇気が出ない。
とりあえず、体育さんのMVを観ながら、イメトレしてみることにしよう。


もし、一緒に行ってもいいよ!という人がいれば、LINEで連絡ください(笑)



すれ違う僕らの自転車加速して次に会うのは三十年後

2026/03/01

最近の本とか映画とか音楽とか


夫の日本語練習のために買った「はんたいことばカード」をきっかけに、大ファンになったノラネコぐんだん。
思えば、ミニオンズもそうだし、黄色くてかわいい生き物がたくさんいるのが私の琴線に触れるのかもしれない。
夫の誕生日にプレゼントした『ノラネコぐんだん ピザをやく』(名作!)は、夫よりも私が夢中になって、その世界の深みにどっぷりハマった。

そんな私に、当然のようにAmazonがおすすめしてきた『ノラネコぐんだんコミック』。
じつはまだ読んでいなくて、つぎにどんよりの波が来たとき用にとっておいてある。
ちなみに、鬼才・岡田あーみん『ルナティック雑技団』全3巻もどんより用として控えており、こうなるとむしろどんよりが楽しみな今日この頃である。


〇エミリー、パリへ行く(Emily in Paris)


最初に観た時は、なんだか小粒なSATCという印象だった。
でも、観ているうちに主人公のエミリーやほかの登場人物も成長し、まあまあ面白くなってきたかもと思っていたところ、新シーズンの舞台は、パリからなんとローマへ!

私は、生まれて初めての海外旅行がイタリア、ローマ・フィレンツェ・ベネツィア・ミラノをめぐる友人との二人旅で、とくにローマの衝撃は、私の人生に深く深く残っている。
この旅行の話を書き始めたら、本1冊分にはなりそうなので置いておくとして、そういうわけで、舞台がローマの映画は、もうそれだけでプラス120%くらい底上げされるのだ。

このドラマも、絶妙なタイミングで舞台をローマに移し、私もながら見ではなく、もっぱら仕事がない日の朝食のお供にしている。
いや、それも食べながらではあるけど、休日の朝食の時間は、私にとって最高のゴールデンタイム。
やっぱりローマはいいなあ、と思いながらほくほくと観ていたら、今朝観た第4話の最後であれよあれよと物語が動いて、どうやら次回はパリに戻ることになるらしい。ぶー。


〇グッと!地球便「離婚後、フランスに渡って刺繍作家として生きる娘へ」

ぐっさんという芸人を鬼越トマホークのYouTubeで再認識して、すっかりファンになった。
その流れで観ている「グッと!地球便」という番組、コンセプトは「日本の家族から海外の家族に贈り物。地球便が遠く離れて暮らす家族の想いを届けます」。

「離婚後、フランスに渡って刺繍作家として生きる娘へ」と題する今回は、小西川かおりさんという刺繡作家さんが主人公。
彼女のストーリーは、ところどころ私の人生にも重なっていて、すごくおもしろかった。

ぜひ番組を観てほしいのだけれど、見逃し動画の視聴期限は今日(3/1)10:54まで。
もしそれまでに観られたらラッキー、ということでリンク貼ります。

番組のインスタには写真付きで紹介されているので、上のリンクが切れたらこちらをどうぞ。


〇リボンつながりの歌

とある場所で『全領域異常解決室』というドラマを知って、たいして期待もせずに観始めたら、すっかりはまってしまった。
(今年、映画化されるらしい!)

このドラマの主題歌がTOMOO「エンドレス」で、「主題」歌という名にふさわしく、ドラマの内容とがっちりリンクしている素晴らしい歌だった。


歌い出しは「たとえるなら 二つのリボン」で、DNAのらせん構造をほうふつとさせる。

そして、まさにこの「リボン」がタイトルになっているのが、我らが体育さんの新曲。
これがまたすばらしく美しいデュエットなのだ。


YouTubeのコメント「なんてきれいな岡崎だ 誰かオリジナル木こりの泉に落としたのか」がまた素敵。





昼下がり嵐は止みて標識の「真駒内」にだけ積もる雪かな


2026/02/26

忘れな草の花を御存じ?

変な時間に目が覚めてYouTubeを開く。
バキ童勢が尾崎放哉の詩を読んでわちゃわちゃしてる。
その流れで、小説の一行目で盛り上がる回を見たら、これがまた楽しい。


今日のタイトルは、ここで紹介されていた坂口安吾「ピエロ伝道者」から。
ちなみにその一行目は、

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

うおーいいねーとひとしきり盛り上がった後で、ぐんぴぃさんが青空文庫にある原文(短いです)を読んで、うわこれすごい、最後の文もいいね!と言っていたので、さっそく動画を一時停止して読んでみたら、ほんとうにむちゃくちゃよかった。

数日後、また変な時間に目が覚めて、動画の続きを観たら、舞城王太郎の一行目が絶賛されていた。
ちょうど前日、夕食を作りながら、夫に舞城王太郎の「熊の場所」という短編の話をしたところだったので、お、と思った。

お前が熊に遭遇して逃げ出した場所は、そこに戻らない限り、恐怖の源泉となる。
その恐怖から逃れたいなら、熊と出会った場所にお前は戻らなければならない。

私にとっての熊の場所に、お菓子とお茶をもって挨拶しに行こうと思う、と夫に言ったら、すごくほめられてうれしかった。
来週は、そんな感じの予定がふたつある。

個人的にはこれこそ雪まつり



除雪車の啼く夜にゐる返信に紛れる君のベクトル触れなん


2026/02/22

近況

今年は、灰の水曜日のミサには行かなかった。
でも、四旬節の間は、今年も基本的に禁酒にしようと思っている。
昨日と一昨日はカールユングのノンアルスパークリングワイン(美味しい)にしたし、注文したドライゼロもそろそろ届くはず。
とはいえ、誰かと会う時には、別に飲んでもいいことにしようとも思う。
好きな言葉は「臨機応変」だ。

ここ最近、旅行の予定を立てている。
6月に友人の札幌遠征、11月には家族旅行、どちらもとても楽しみ。

そして、季節は動く。
夜明けが早くなり、雪はどんどんとける。
今年はとくに、生き延びたという感じがする。

チャグチャグ馬コを思い出す


鬱明けやマイナス8度の朝ぼらけ窓を開ければ白き祝福