2026/04/06

お別れプレイリスト

先輩の「希望の歌」リストに触発されて、自分でも「わたくし的ゴスペルソング」のプレイリストを作ってみた。
作り始めたら、あれもこれもとあっという間に増えていって、合計40曲、私的には超圧巻のプレイリストが1時間足らずで出来あがった。

さっそくお皿洗いをしながら聴いてみる。
これは、ヤバい。
私の琴線に触れまくり(いや当然か)、たちまち涙があふれる。

思い出すのは、20年前。
友人のお通夜の会場に流れていた音楽と、エスプレッソの薫り。

あれ以来、私は折に触れて、自分のお葬式の時にどんな音楽を流そうかな、と考えてきた。
そのひな形が、できたてホヤホヤの「わたくし的ゴスペルソング」プレイリストなのだと気がついた。


新しい職場と樹齢170年超のケヤキ



転勤の挨拶メールに返信し嵐の後に踏み出せば春


2026/04/02

新しい希望の歌

ああ、これは言葉の本当の意味でのゴスペルなのだ、と思った。

私はふだん、音楽に対してすごく保守的で、新しい歌手やバンドを好きになることはめったにない。
しかも、好きになるとその歌手やバンドの音楽ばかりを集中して聴く時期が続く。
ごく狭くまあまあ深く、というのが、私の音楽との関わり方なのだ。

そんな私が最近好きになったのは、TOMOOさん。
ドラマの主題歌になっていて、これがまあ絶妙のタイミングで絶妙な歌詞とともに流れるものだから、ドラマを観終わったらすっかり好きになっていた。
TOMOOという名前がはからずも私の名前と重なり、しかも私の最初の上司の名前と同じ(!)という偶然もあり、でも、なによりも、彼女の歌と歌詞がすばらしい。

そうして少しずつ、彼女の歌を聴き始めた矢先に出会ったのが、新曲『ソナーレ』だ。
キラキラがあふれる旋律、余韻が響きあうように耳に残る。
YouTubeで生成される「ミックスリスト」に入っていて、この歌は最初から、わあ、すごくいいな、と思った。
何度かめで聴いた時に、あらためて歌詞を見ながら口ずさんでみたら、涙がこぼれた(ま、右目からだけですが)。

すぐれた歌詞は、聴く人それぞれに解釈が委ねられているものだと思う。
私にとって『ソナーレ』は、まっすぐなキリスト教信仰の歌だ。
眠りから目覚めたら
ひらかれたページの上にひとり
見回せど見えない
あても 出口も

そして聞こえたのは
名前を呼んでるあなたの声
手探りの言葉と歩き出した

存命の最もすぐれた宗教学者であり最高の教育者でもある先輩(サックス奏者)が「授業を担当した複数大学にて、学生の皆さんに選んでもらった「生きる希望を支える歌」のリスト」を公開していて、この内容がすごくおもしろい。


わたしもimaseくんの『ユートピア』でリストにエントリーしたのだけれど、そこにTOMOOさんの『ソナーレ』を新たに加えたい。
こんなふうに「わたくし的ゴスペル」のプレイリストには、きっと私が生きているかぎり、新しい「希望の歌」が加わり続けるのだろう。

※私がつくった「希望の巡礼者」各国語バージョンのプレイリストも公開中





巡礼のアヴェマリアただひたすらな朝の地下道歩き続ける