ひさびさの彫金教室、今回は「アルミのアイスクリームスプーン作り」である。
パートの休みがちょうど重なったので、アルミという素材にとくに思い入れはなかったけれど、とりあえず申し込んでみた。
当日、家を出る直前に思いたって老眼鏡をかばんに突っ込み、時間ギリギリで教室に到着。
(ちなみにこの老眼鏡、最近買った人生初の度入りメガネで、たまにかけてみては「メガネをかけるとよく見える」を新鮮に味わっている。)
ひさしぶりの作業台に座り、糸鋸でぶ厚めのアルミ板を切り抜くところからスタート。
先生の見本はあるが好きなデザインでOKとのこと、見本スプーンをベースに、持ち手長めなデザインに決める。
今回も、鋸は押して切る?引いて切る?を思い出すところからスタート。
汗だくになって切り抜いてみたけれど、出来上がってみれば、どこか歪んだかたち。
これは…バーバパパだ!
バーバパパをスプーンに変身させるべく、叩いてのばして整形し、持ち手部分は先生にたっぷり手伝ってもらうと、先生のかっちりした仕上げと、私のゆるい立ち上がりが相まって、これまたバーバパパみを増す、すてきなアシメントリーのスプーンが出来上がった。
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| 右:切り抜き後のバーバパパ 左:右側の先生仕上げのキレに対して、左はゆるく仕上げました(わざと!) |
作業の合間に先生たちとおしゃべりしていて、そういえばアルミのアクセサリーがないのはどうして?と聞いたら、「安っぽいイメージのせいでマイナーだけどアルミのアクセサリーもあるんだよ」とのこと。
さらに、金は最近ますます高騰してるけど昔はもっと安かった、という話にもなる。
アルミニウムもアクセサリーとしてアリだし、大好きな真鍮と組み合わせても楽しそう。
それに、いっときは金よりも高価だったという話もおもしろい。
そんなことを思っていた矢先、核融合の副産物として金を生成する技術が開発されたというニュースが飛び込んできた。
(とりあえず専門っぽいリンクを貼っておきます)
このニュース、現代の知的世界に錬金術を翻訳したユングの生誕150年を記念する2025年に、まさにうってつけの話題ではないか。
私ではとてもその含蓄を説明しきれないけれど、さしあたりの感想としては、今は高すぎて彫金あそびできない金も、もう少し待てば手の届く素材になるのかもしれない。
そんなことを考えているうちに、アルケミストの血が静かに騒ぐのであった。
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写真左上が私のバーバパパ、2ページ目の動画は私on老眼鏡(笑)
可惜夜(あたらよ)にバニラアイスをひとすくいアルミニウムを伝う冷たさ

