2023/12/14

Dragon's Head

コロナがあったり病気があったりで、ずいぶん間が空いてしまった彫金教室。
カレンダーで調べてみたら、どうやら3年ぶりだったみたい。

今回は、彫金の先生から、糸鋸を使って干支の「辰」を切り抜く、という特別セミナーのお知らせLINEがあって、そのお手本の写真に釘付けになってしまったのだ。
でも、糸鋸にはあまり良い思い出がないし、翌日は仕事のイベントだし、初コロナから復帰したばかりだし・・・と、うんうん悩んだ末に、前日になってもラスト1つの空席があったので、思い切って申し込んでみたのだった。

セミナーでは、先生が予め用意してくれた下絵を真鍮の板に貼り付け、糸鋸を使って下絵の通りにひたすら切り抜いていく。
私は、糸鋸を押して切るのか引いて切るのかすら覚えておらず(引いて切る、が正解)、それでも、糸鋸はなるべく立てて、とか、切る時は刃の全体を使って、とか、先生のアドバイスに従っているうちに、だんだん切るスピードが早くなって、ちょっと楽しい。

先生にお手本を見せてもらいながら、こんなカーブは無理でしょ、とか、こんな細かいところどうやって切り抜くの、とか、自分で切る前はとにかく信じられなかったけれど、切り始めると、驚くことに、どうにかこうにか切れている。
けっこうできるなあ、と思うやいなや刃を折ってしまい、うぎゃー!と叫ぶ、というくだりを何度も繰り返しながら、予定時間も大幅にオーバーして、なんとか最後まで切り抜いた。

もちろん、先生の美しすぎる曲線にははるかに及ばないけれど、それでもちゃんとお手本の面影は残っている気がする。
それにしても、出来上がった作品を見ても、これを私が自分で糸鋸で切り抜いたなんて、ちょっと信じられない。

右側が先生のお手本(一目瞭然)


家に帰って、ケバケバとかガタガタとかを紙やすりにかける。
そうそう、こういう磨きの作業が彫金の醍醐味のひとつだよな、と思い出す。
さあて、どこに飾ろうかな、とまわりを見渡すと、うってつけの場所があるではないか。


心なしか「辰さん」もうれしそう



夜もすがら磨き上げたる真鍮は愚者なる我のまほうのゆびわ




2023/12/05

新しいプロフィール

プロフィールを更新した。

変更前のプロフィールには、身長167cm、体重5xキロ、視力は両眼1.5の健康優良児、みたいなことを書いていたのだけれど、身長体重はさておき、最後のふたつはもう当てはまらない。左目の視力がたぶん落ちたのと、老眼なのだろうか、特に夕方、星とか街の灯りとかがダブって見える。そもそも今年の1月に手術をして、健康優良児の称号も手放さざるを得なくなった。

「自分はこういう人間だ」という認識をあれこれ調整していくタイミングなのだろう。手術はもちろん大きなきっかけだったけれど、それを含めて、年齢的にいわゆるお年頃、ということだ。

最近、学部生時代の旧交を温める機会が何度かあった。30年来の友人知人と言葉をやりとりしていると、自分をふだんとは違う角度から見たり触れたりしている気持ちになる。ずいぶん伸ばしていなかった筋肉を少しずつほぐすような感じ。

筋肉を伸ばしてほぐすと言えば、ヨガ。コロナ禍以来、もっぱらオンラインのヨガ教室で家ヨガをしている。スタジオに出かけたり、格好を気にしたりしなくてもよくて、すごく楽。そして、楽だからこそ、自分の好きなところにこだわることもできる。さいきんのこだわりの一つがペディキュアで、この夏にふと思いついて、生まれて初めてネイルサロンでペディキュアをしてもらって以来、今まで続けている。前回はレオパード柄、今回はジラフ(キリン)柄にしてみた。次回は宇宙色にしてみようかなと思っているところ。これも私の新しいプロフィールのひとつ、かもしれない。



爪先にキリンあしらい深呼吸立ち木の我はサバンナにあり