2024/05/16

ひとりでできるもん! あるいは冷静とうぎゃーのあいだ(前編)

必要と好奇心に駆られて、これまではひとにお任せしていたことを自分でやってみる、というシチュエーションが続いた。
ダウンジャケットのクリーニングとパン作り、そしてヨガ。
どれも、ひとりでやってみたらできた!という結論になるのだけど、そこにたどりつくまでに、あれぜんぜん大丈夫じゃん、と、うぎゃー大丈夫かなこれ、をくぐり抜けたという点でもいっしょだった。

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ダウンジャケットのクリーニングは、毎年、ちょっと高いなと思いつつ、撥水加工とか何とかを勧められるままにつけたりして、でも仕上がってみると、袖口あたりに意外と汚れが残っていてちょっとがっかりする、というのを繰り返していた。

今年はふと思いついて、もしかして家でもできるのかもと検索してみたら、洗濯マークがOKならOKらしく(当然か)、はたして私のダウンジャケットは、洗濯も乾燥もOKだった。
これはやってみるしかないと思い、まずは袖口と襟周りを石鹸とブラシできれいにしてから、他のセーターやおしゃれ着と共にネットに入れて、いざ洗濯機のおしゃれ着コースへ。
洗濯と脱水が終わって取り出すと、ダウンジャケットはみごとにふた周りほど小さくなって、しっとりうなだれている。うぎゃー。

そこから、ダウンジャケットだけ別にしておしゃれ着乾燥モードへ突入、デフォルトの2時間プラス1時間あたりで、あ、戻ったかも、くらいになる。
さらに部屋で吊るして仕上げ乾燥、翌朝には、洗濯前よりも120%増しでしっかりふわふわ頼もしい姿になっていた。
クリーニングでは別料金の取り外し式フェイクファーもいっしょに洗ったら、ちょっと笑っちゃうくらい毛並みが良くなった。
上出来な仕上がりに、自分でできたという満足感もプラスされて、これはもうひとりでできるな!となったのだ。

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パン作りも続いている。
レシピを見て簡単そうだったベーグルを何度か作った後で、満を持してふつうのパンにチャレンジしてみた。
いくつかレシピを試してみて、もっか一番のお気に入りレシピはこちら:

初めて作った時は最初からバターを混ぜてしまったので、2回目はレシピ通りに途中でバターを混ぜたら、まとまっていた生地がフニャフニャになってうぎゃーとなったけど、程なく再びまとまって、しっとりつやつやな生地が捏ねあがる。
わがやでは「白神こだま酵母」を使っているので、公式ページを参照して、ドライイースト3gのところを白神こだま酵母6gに変更したら、さらにいい感じに。
焼く時は、100均パウンド型に入れるのと丸めるのと半々で、食感の違いも楽しめる。

パンは大好きだけど自分で作(れ)るものではないと思ってたのが、思い込みだったと知る。
というか、せっかくパンが好きなら、自分で捏ねて焼かなくちゃもったいない!と、声を大にしてこれまでの私に言いたい。
粉を計るところから焼き上がりまで、だいたい4時間位かかるのだけれど、捏ね以外はほぼ手を動かさないし、捏ねの部分にはヨガ的な癒やしがある。
捏ねが終われば、朝ごはんを食べたり仕事をしたりしながら、ときどき様子を見て成長ぶりを愛でるのも楽しい。
ほんとうに楽しいんだー、と、遠くの山に向かって叫びたくなるくらい。

本日のパン。コンロの魚焼き網はもっぱらパン冷まし&揚げ物の油切りに活躍中


ゆうきゅうのその先にある日を眺め焼きたてベーグル噛みしめる朝



2024/05/08

It is what it is.

最近、新しく始めたことがふたつある―プログラミングとベーグルづくりだ。

プログラミングは、家人の仕事を手伝うために始めた。
いままでも触ったことはあったけど、今回はプログラミング言語界の古典語(らしい)Fortranにチャレンジしている。
コンソールを立ち上げてコマンドを打ったり、Sublime Textというエディタでファイルを開き、数式を睨みながらFortranに翻訳(?)したりの作業が日常の中に組み込まれつつある。

ベーグルづくりも、家人がらみで始まった。
家人のパン焼き熱が過ぎ去った後、残された全粒粉をなんとかせねばと思い立ったのだ。
朝ヨガで体がいい感じに温まったところで、おもむろに、力いっぱいパン生地をこねる。
パン作りはほぼ初めてで、生地をこねるのがこんなにも楽しく心ときめくものだとは知らなかった。

どちらも、見方によっては逃避、と言えなくもない。
でも、50歳を目前にした現時点での逃避は、後悔と諦念の渦で溺れないための足掻きでもあって、だから命がけな必死さがある。
命がけのプログラミングとベーグルづくり。
どこか高いところから見たら、なかなか微笑ましいコメディなのかなとも思う。





窓鍵を外して招く夜と春 背子の眠りのいよいよ深く