2026/02/26

忘れな草の花を御存じ?

変な時間に目が覚めてYouTubeを開く。
バキ童勢が尾崎放哉の詩を読んでわちゃわちゃしてる。
その流れで、小説の一行目で盛り上がる回を見たら、これがまた楽しい。


今日のタイトルは、ここで紹介されていた坂口安吾「ピエロ伝道者」から。
ちなみにその一行目は、

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

うおーいいねーとひとしきり盛り上がった後で、ぐんぴぃさんが青空文庫にある原文(短いです)を読んで、うわこれすごい、最後の文もいいね!と言っていたので、さっそく動画を一時停止して読んでみたら、ほんとうにむちゃくちゃよかった。

数日後、また変な時間に目が覚めて、動画の続きを観たら、舞城王太郎の一行目が絶賛されていた。
ちょうど前日、夕食を作りながら、夫に舞城王太郎の「熊の場所」という短編の話をしたところだったので、お、と思った。

お前が熊に遭遇して逃げ出した場所は、そこに戻らない限り、恐怖の源泉となる。
その恐怖から逃れたいなら、熊と出会った場所にお前は戻らなければならない。

私にとっての熊の場所に、お菓子とお茶をもって挨拶しに行こうと思う、と夫に言ったら、すごくほめられてうれしかった。
来週は、そんな感じの予定がふたつある。

個人的にはこれこそ雪まつり



除雪車の啼く夜にゐる返信に紛れる君のベクトル触れなん


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