カトリック教会のミサでは『聖書と典礼』という小さなパンフレットが配られる。
前号の『聖書と典礼』のコラムに「歌う者は、二倍の祈りをする」という格言が紹介されていた。
その格言の元ネタはアウグスティヌスの聖書注解で、文字通りの引用ではないものの、「<歌によって祈りが二倍になる>という発想はアウグスティヌスの思想を見事に発展させた」とされる(『聖書と典礼』2025年12月21日、7頁)。
「倍音」に興味を持って、ミサで歌うのがますます楽しくなっていたところ、祈りが二倍というのはステキにお得だなー、と思う。
その日のミサの後、アルゼンチン出身の学生から、彼女が好きだというクリスチャン歌手を教えてもらった。
彼女の地元では、ミサには老若男女がもっとたくさん集まり、音楽もギター伴奏があったりだいぶノリノリなのだという。
家に帰って、さっそく教えてもらった歌手を検索してみた。
二倍どころか10倍、100倍くらいの祈りになりそうな歌声で、たちまちお気に入りになる。
『聖書と典礼』のコラムの最後には「今年は新たに聖歌を一つだけでも学んでみては」、「すでに知っている聖歌を自分の好きな外国語で歌ってみるのもいい」とあり、なるほど、たしかにいいかも、と思う。
交差する昨日と今日のわたしたちライブカメラのクリスマスの木
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